ジャックの玩具箱

蜻蛉返りパオジアン

【革命】耐久振りテツノカシラ

こんにちは。今回は今期使っていて強かったテツノカシラについて、あまり記事が無かったので紹介しようと思います。

 

テツノカシラ

テラスタイプ:草
性 格:臆病
特 性:クォークチャージ
実数値:179(108)-*-126(44)-155(100)-129(4)-165(252+)
持ち物:食べ残し
技構成:タキオンカッター / テラバースト / 瞑想 / 身代わり

〈調整〉
HB…陽気パオジアンの不意打ちを確定耐え

  意地水ウーラオスのグローブ水流連打+アクアジェットを残飯回復込み確定耐え

  A↓2意地パオジアンの不意打ちを残飯回復込み確定99.61%耐え

  無振り炎オーガポンの蔦棍棒を最高乱数切り耐え

  草テラス後、陽気グライオン地震を身代わりが確定耐え

  草テラス後、A4振りヘイラッシャのウェーブタックルを身代わりが確定耐え

  草テラス後、A4振りランドロス地震を身代わりが最高乱数切り耐え

HD…ステロダメ+臆病ハバタクカミのシャドーボールを確定耐え

  臆病アシレーヌの泡沫のアリア×2+A下降激流アクアジェットを残飯回復込み確定耐え

  草テラス後、臆病ハバタクカミのムーンフォース×2を残飯回復込み確定耐え

S…最速グライオン周辺を意識して最速

C…余り

 

「耐久振り+瞑想」で要塞化する対面駒でありながら「草テラス+身代わり」で「グライオン+ヘイラッシャ」の並びを破壊する最終兵器。

グライオンは身代わりが成功しても「身代わり+守る」で無限に時間を稼がれてTOD負けするが、テツノカシラならタキオンカッターで身代わりを貫通してグライオンを倒すことができる。ヘイラッシャは基本的に妖精テラスしかいないので、テラバーストを拒否してテラスをすればタキオンカッターが通る地獄の二択を押し付けられる。

テラスタイプは草一択。草だとタケルライコ対面や水ウーラオス対面も楽になる。

【S17 最高10位】本質カミラオス【ポケモンSV】

こんにちは、ジャックといいます。

今回はS17で使用している構築を紹介します。上位プレイヤーとも互角以上に戦うことができた良い構築だと思うので是非参考にしてください。

【構築画像】

 

【コンセプト】

・型の匿名性を活かした択と安定行動の両立

・タケルライコ+ドヒドイデの選出誘導で相手の選出パワーを下げるor有利なポケモンを通しやすくする

 

【構築経緯】

レギュレーションGでミライドンを使いたいので、練習のためにもミライドンと同タイプのタケルライコから今期は構築を組み始めた。

タケルライコの型について色々と考えた時、弱点である「メインウェポンが無効タイプに透かされる」「迅雷択において常に不利な択になることが多い」をカバーすることが有利な試合展開を行う上で必要な要素であると考えたため、

①相手の交代や変化技のターンに体力回復をして場立ちを良くする食べ残し+火力と耐久を増強できる瞑想

②択に勝った時に確実に相手を削ることがでかる+カイリューのアンコールに縛られないCSベースの調整

を踏まえた調整と技構成で採用した。

また、現環境の使用率が高いポケモン達に対して再現性がある行動を取り続けることが勝つために必要な要素であると考えて、スタンパや対面構築に対して安定行動=強い動きとなる襷水ウーラオス+最速エナジーハバタクカミの並びを同時に採用。ここまでを基本選出とした。

基本選出は汎用性を落とさず幅広く対応できる強みがあるが、ドオーのようなタケルライコ+カミラオスに強いポケモンがいる場合や、毒キョジオーン+アンコールカイリューの並びに択負け次第では何も出来ずに負けてしまう。そこで、ドオーやキョジカイリューなどの受けを破壊できるポケモンとして隠密マント剣舞氷テラバランドロスを採用し、ランドロスの苦手なパオジアンやスカーフ水ウーラオスへの引き先としてドヒドイデを採用。

ここまでで重たいママンサイクルやカイリュー+ハッサムのような並びに対してランドロスと組み合わせることで、鬼火とはたき落とすを絡めた有利サイクルを形成できるガオガエンを採用。

ここまでの6体でランクマに潜ってみると、1桁直前までは順位を上げられたものの、ヘイラッシャやアーマーガアなどのランドロスで解決できない受けポケモンや氷テラバランドロスで解決できるはずだったランドライコも想像以上に苦戦してしまったので、選出率が低かったガオガエンオボン剣舞パオジアンへ変更。

最後に、後手からの欠伸ループに対して切り返しが難しかったことや欠伸に対して強気に剣舞を推したい場面が多かったため、ランドロスの持ち物を隠密マントからラムの実に変更。構築が完成した。

 

 

【単体解説】

タケルライコ

テラスタイプ:妖精
性 格:控えめ
特 性:古代活性
実数値:219(148)-*-118(52)-192(140+)-110(4)-116(164)
持ち物:食べ残し
技構成:迅雷 / 10万ボルト / 龍の波動 / 瞑想

〈調整〉

HB…等倍テラス後、陽気パオジアンの氷柱落とし×2を残飯回復込み確定耐え

  陽気パオジアンの氷柱落としを12.5%耐え

HD…等倍テラス後、控えめハバタクカミのムーンフォース×2を残飯回復込み96.1%耐え

   臆病ハバタクカミのムーンフォースを確定耐え

S…最速52族+2(S振り電磁波カイリュー意識)

C…最強になるために余り全て

 

首が伸びたライコウ

火力のある「10万ボルトor龍の波動+迅雷」での縛り性能と「瞑想+残飯回復」による要塞化才能に優れる。

今回のタケルライコの特筆すべき点は「CSベース調整+瞑想」の組み合わせにある。これにより「瞑想に対するアンコールをケアする」「上から行動することで迅雷択を作らない」「瞑想なしで大幅な削りをする」等の動きが可能であり、タケルライコに対する対策を簡単に鴨ることができた。また、S振りによりタケルライコミラーや遅いサーフゴーに対しても上から行動することができた点も優秀である。

このポケモンの優秀な点は他にもあり、「竜の耐性でタイプ受けがしやすい」「迅雷でスイープができる」「テラス込みで殴り合いに強い」「電磁波カイリューや電磁波サーフゴー、水ウーラオスに明確に強い」などが挙げられる。また、ランドライコの並びから相手のランドロスを強く誘うため、後述するパオジアンを通しやすくする選出誘導としても役立った。

優秀なポケモンではあるものの、弱点として無効タイプで有利対面を作られることが多かったため、交代が読める場面や有利対面ができた時は瞑想を押すことを心がけた。

テラスタイプはフェアリー。タケルライコは数値受けが優秀であるため、受けの等倍範囲を広げるために採用した。

 

 

ウーラオス(連撃)

テラスタイプ:霊
性 格:意地っ張り
特 性:不可視の拳
実数値:175-200(252+)-121(4)-*-80-149(252)
持ち物:気合いの襷
技構成:水流連打 / アクアジェット / インファイト / アイススピナー

〈調整〉

A…対面性能を意識して特化

S…早いサーフゴーやブリジュラスを意識して準速

カタストロフィ+ゴツメ×3でHPが1残る

 

武闘熊師。

「水流連打orインファイト+アクアジェットの一貫性が高いリーチで対面性能が抜けて高く、それらの技を半減で受けてくるカイリューに対しては「水流連打orインファイト+アイススピナー」で破壊することができる。

今回は初手置き要員として採用し、後述するドヒドイデを狩るために初手に出されがちなガチグマや零度パオジアン、ブリジュラスを「テラスを強要しつつ大幅な削りor深読みを利用した対面突破」の強い二択を押し付けることでほぼ全ての試合で優位展開に持っていくことができた。

テラスタイプはゴースト。ゴーストにすることで「受け出してきたカイリューに対して神速をゴーストテラスで透かす→アイススピナーで突破」「剣舞水ウーラオスに対してインファイト→半減テラスからのA+2ドレインパンチの切り返しをゴーストテラスで透かす→水流連打orインファイト+アクアジェットで突破」など、水テラスタル以上に想定される場面での切り返しとして役立った。

今回は特に読みを意識した技選択を心がけており、例えばウーラオスvsランドロスの有利対面ができたら「水流連打に対してブリジュラス引きで対応してくる」ことを読んでランドロスインファイトを押し、交代先のブリジュラスにもインファイトを連打することでランドロス引きを誘発して水流連打で仕留める。ママングライ+テツノツツミに対して「ママンボウインファイトクイックターンのテツノツツミ引きにテラスなしでインファイト→相手はスカーフをケアして素でママンボウ引き→拘りインファイトを読んでクイックターングライオンバック」というスカーフとテラスをケアした相手の行動に対して強気な行動を合わせることで、グライオンを呼び出して水流連打で破壊するなど、有利対面や不利構築に対して襷による安定行動を取るのではなく、試合全体を通した流れを掴むための一手を狙った。パオジアンと組んでいるため襷が読まれにくい点も追い風。

 

 

 

ハバタクカミ

テラスタイプ:妖精
性 格:臆病
特 性:古代活性
実数値:131(4)-*-89(108)-173(140)-156(4)-205(252+)
持ち物:ブーストエナジー
技構成:ムーンフォース / 挑発 / 甘える / 痛み分け

〈調整〉

HB…意地パオジアンの不意打ちを最高乱数切り耐え

HD…控えめガチグマのブラッドムーン+真空波を82.4%耐え

S…交代後やミラー意識で最速

C…崩しと対面を意識して可能な限り高く

 

神。

型の匿名性とテラス強要性能が抜けて高く、「挑発+甘える+痛み分け」により欠伸ガチグマやクリチャカイリュー、HDランドロスですら止まらない無類の対面性能と起点作成性能を誇る。

今回はウーラオスで荒らした後の二番手として採用し、スタンダードな構築で重くなりがちな電気テラス電磁波や瞑想ドレキといったハバタクカミを「挑発+火力のあるムーンフォースで突破、炎オーガポンやHDランドラスに対して「挑発+甘える+痛み分け」で相手のメタを超えた動きを行うことができる。シャドーボールを切っているため鋼テラスに対して対応できなさそうに見えるが、鋼テラス物理に対しては「挑発+甘える+痛み分け」or「甘える連打で起点作成」、鋼テラス特殊に対しては「挑発+ムーンフォースの削り+痛み分け」で問題なく対処ができる。水ウーラオスだけが明確に苦手なポケモンだが、水ウーラオスに対してはタケルライコが明確に強いため問題なかった。

テラスタイプはフェアリー。ウェポンがムーンフォースのみである+C振りテラスムーンフォースカイリューや遅いハバタクカミを押せるということで採用した。

 

 

ランドロス

テラスタイプ:氷
性 格:陽気
特 性:威嚇
実数値:165(4)-177(252)-110-*-100-168(252+)
持ち物:ラムの実
技構成:地震 / テラバースト / 剣の舞 / 身代わり

〈調整〉

A…A↑2氷テラバーストでH252-B164振りチオンジェン(S16最終18位の調整)を93.75%

      A↓1氷テラバーストでH252-B4振りランドロスを確定

S…準速ウーラオスやイーユイ意識で最速

HB…ステロダメ+A↓1意地カイリューのテラス神速×2を確定耐え

 

剣盾の亡霊。

「威嚇+地面無効+電気無効」という構築に必要な要素を全て兼ね備えているだけでなく、構築を組む上で課題になりがちな「キョジオーン+カイリュー」「チオンジェン+毒タイプ」の並びやカバルドンとドオーのような「ステロ+状態異常(欠伸、毒毒)」に対して、タケルライコと組ませたことによる型の誤認と匿名性を活かした圧倒的マジレス性能を誇る。

テラスタイプは氷。テラバーストの範囲を考えると飛行が選択されがちだが、氷にすることでキョジオーンやサーフゴーと組んでいるカイリューをA↑2氷テラバーストでマルチスケイルを貫通して倒すことができる上に、ランドロスを不意の氷テラバーストで倒すことができる。環境に剣舞型が存在しないこともあり、氷テラバーストは一度も警戒されることがなくイージーウィンを量産することができた。

このような補完枠は想定される構築に対しては無類の強さを誇るが汎用性がないため、環境の変化によってはお荷物になる可能性が高い。しかし、ランドロスはそもそものスペックが高いため単体でも投げやすい点や見せポケに釣られて選出しても「AS振りによる予想外の火力と素早さ+剣舞+ラムの実」により最低限以上の仕事をこなせるため、最強の補完枠といっても差し支えがないほどの強さだった。

ラムの実にも関わらず身代わりを採用しているのは、最速グライオン対面で「ラムの実で毒毒を無効化→身代わり」で相手視点予想外の対面を作り出せることや、初手キョジオーン対面で身代わりが通ればイージーウィンができる、テラスが読める場面での様子見として役立つなど幅広く活躍した。ただ、挑発だと楽に勝てた試合もあるため諸説ではある。

 

 

ドヒドイデ

テラスタイプ:虫
性 格:腕白
特 性:再生力
実数値:157(252)-83-217(204+)-*-169(52)-55
持ち物:ゴツゴツメット
技構成:アクアブレイク/毒毒 /黒い霧 / 自己再生

〈調整〉

HB…意地ウーラオスのA↓1(威嚇後)テラス雷パンチを確定2耐え

HD…臆病ハバタクカミのC↑1シャドーボール +シャドーボールを確定耐え

 

選出画面で最も警戒されるポケモン

優秀なタイプによるタイプ受け+ゴツゴツメットの定数ダメージ+「毒毒+自己再生」により明確な不利対面がほとんど存在しない。

本構築でのドヒドイデは毒殺を意識するのではなく、不利対面でのタイプ受けと構築全体的に足りない火力をゴツゴツメットで補うという用途で採用した。また、このポケモンの真髄は選出圧力にあり、ドヒドイデを破壊するために初手電気テラスパオジアンを誘う→裏のタケルライコやパオジアンがテラス警戒なしで通せる」「絶対零度パオジアンをウーラオスで鴨る」「ドヒドイデ警戒で毒菱+受けの選出をさせない」「ドヒドイデを意識したディンカイサフゴ選出をウーラオス+ランドラスで破壊」などなど、このポケモンの採用することで相手の選出と行動を制限させ、パワーのある選出で破壊した。自分が良い順位を取ることができたのは間違いなく、このポケモンが圧をかけてくれたからである。

アクアブレイクを毒突きにすると、苦手な身代わり持ちの水オーガポンや水テラスハバタクカミに強く出られるが、それを加味してもアクアブレイクのBダウンの恩恵が大きいのでアクアブレイクを採用している。

テラスタイプは虫。虫タイプの理由は地面を半減にしつつ「氷+水+悪+妖精+霊」を等倍で受けられるため。

 

 

パオジアン

テラスタイプ:電気
性 格:意地っ張り
特 性:災の剣
実数値:177(172)-176(156+)-114(108)-99(個体値31)-86(4)-164(68)
持ち物:オボンの実
技構成:氷柱落とし/ テラバースト / 不意打ち/ 剣の舞

〈調整〉

HB…意地カイリューのA↑1スケイルショット5発をオボン回復込み97.52%耐え

  意地カイリューのスケイルショット+神速をオボン回復込み確定耐え

  テラス後、意地パオジアンの氷柱落とし×2を確定耐え

HD…等倍テラス後、ステロダメ+実数値173ハバタクカミ(S11最終1位調整)のムーンフォースを確定耐え

S…最速97族+1

A…可能な限り高く

  H156-B100振り等倍テラスウーラオス(S14最終9位調整)をゴツゴツメット×2+A↑2不意打ちで確定

  H132-B4振り等倍テラスパオジアン(S15最終19位調整)をA↑2氷柱落としで87.5%

C…A↓4でテラバーストが特殊になる

  特殊電気テラバーストが無振り水ウーラオスに65.5〜76.6%

 

 

災の王。

「氷柱落とし+電気テラバースト+不意打ち」により環境ポケモン全てに等倍以上で殴り合うことができる

今回は耐久振り+オボンの実により襷パオジアンだと不利なスケショ鋼テラスカイリューやパンチグローブ水ウーラオスに対して有利に立ち回ることが可能であり、ここまで耐久に振ることで対面突破後に裏から出てくるカイリューのテラスなし神速まで耐えることができる。想定を超えた耐久の高さは相手の技選択や行動をミスらせ、結果的に勝利に繋げることができた。また、水ウーラオスと組んでいることで襷だと想定されやすいことも追い風だった。

そもそも剣舞パオジアン自体が襷水ウーラオス+エナジーハバタクカミを対処して疲弊した構築に対しての詰め性能が高い上に、S17はレギュF最終シーズンということで、安定行動ができる襷パオジアンが環境のメジャーになったため剣舞パオジアンへの意識が薄れており、警戒されていない剣舞パオジアンは最強の一言だった。

不意打ちは氷の礫との採用択になるが、今回は最速97族以上に対しての行動補償と眼鏡テツノツツミへの解答が欲しかったため不意打ちを採用した。

 

 

要点

水ウーラオス +エナジーハバタクカミ+@1による安定行動と対応力

安定した殴り合い、テラスタルの誘発と積み技を絡めることで崩しと詰めを両立して、幅広い構築に対して勝率を高めることができた。

 

電磁波に対する解答を用意する

電磁波は全ての構築で採用される可能性があり、電磁波対策を怠れば常に痺れの負け筋が付きまとう。今回はその電磁波に対して電磁波無効で積み技を使うことで、相手の電磁波を逆に起点にできるようにした。

 

相手視点見えない対策

既存に無い要素を持つ強い型を使うことで、自分視点のみの安定行動で有利な展開を作りやすくしている。

 

選出圧力による選出誘導

軸が不利な構築に対しても選出圧力を掛けることで、相手の選出を歪ませて有利な試合展開を運ぶことができる。

 

 

選出

基本選出++

水ウーラオスで荒らした盤面をハバタクカミで整えながら、テラスの誘発と甘えるでの起点作成を行い、剣舞パオジアンで詰めきる。

 

ステロ撒き入りスタン++

ステルスロックで展開してくる相手に対して初手襷枠+ステロダメの影響が少ない2体によりステルスロックの1ターンでアドバンテージを稼ぐ。

 

受けポケモン入り選出+or+or

ランドロスで崩すことを意識して、ランドロスの不利対面で引き先となるタイプ受けとスイーパーを選出する。

 

ディンカイサフゴ++or

水ウーラオスでディンルーに毒テラスを切らせて削る→受け出してきたカイリューをゴーストテラスを切って倒して、地面の一貫ができた相手をランドロスで詰める。

 

 

重いポケモン

ヘイラッシャ

構築のうち3体が止められてしまう。タケルライコで対処できるように見えるがディンルーやランドロスと組まれていると勝つことが難しい。

 

イエッサン

ワイドフォースに後投げから切り返せるポケモンが存在しない。特にイエッサン+テツノカシラは勝つことが難しい。

 

 

最後に

タケルライコから軽く組み始めた構築でここまで戦えるとは思いっていなかったので、順調に順位を維持できていて嬉しいです。それと同時に今季は机上論ではなく実際に経験を積むことが必要であるということを再認識するシーズンでもありました。

この勢いのまま最終日まで戦い続けようと思います。ここまで読んで下さりありがとうございました。

【S14】キョジサイクル【ポケモンSV】

 

 

【構築経緯】

レギュレーションFが始まったことで様々な新規ポケモンが開拓されていく中、相変わらずBIG7(カイリュー+ハバタクカミ+水ウーラオス+オーガポン+ガチグマ+パオジアンorサーフゴー)がマジレス性能が高いため環境に蔓延っているため、今期勝つためには新ポケモン構築+BIG7+キョジ軸+サイクル構築の全てに幅広く対応できる構築を考え始めた。

幅広い構築に対応できる並びとして「毒テラスHD呪いキョジオーン+妖精テラスHBワイドブレイカカイリュー」で荒らして鉢巻水ウーラオスで崩すorスイープする動きを考案して、取り巻きとして「スカーフイーユイ+襷パオジアン+眼鏡サーフゴー」を採用したキョジ軸をシーズン初期から長らく使っていた。

前述したキョジ軸を使っていくうちに

①毒テラス呪いキョジオーンがエナジーハバタクカミを軸にした構築以外に通しにくい(具体的は地面弱点がなくならないため竜舞カイリューが重たい)

②妖精テラスワイドブレイカカイリューがウーラオス受けのためゴツメで採用しているがステロが重たい+汎用性が高いが器用貧乏感が否めない

ということに気がつき、この構築だと最終日まで勝ち残ることはできないと考えたので手に馴染んだキョジオーンは確定として取り巻きを0から再び考え始めた。

今の環境ではキョジオーン=HD毒テラス呪いとなっているので、相手との認識のズレを利用できるようにキョジオーンを水テラスHBD呪いで採用。水テラスキョジオーンで重たい眼鏡ハバタクカミの一貫を切れるテツノドクガを採用し、前期「キョジオーン+テツノドクガ」の並びを使っているとガチグマが高頻度で選出されたことを思い出し、テツノドクガの型はそれらを鴨ることができる眼鏡で採用した。

「キョジオーン+テツノドクガ」の並びだと地面技の一貫を切れていないのでカイリューを採用し、型は机上論全ての構築にサイクル要員兼スイーパーとして投げられるブーツノマテラ神速で採用。この並びで欠けている物理瞬間高火力の要素を補いつつ崩し枠として強い鉢巻水ウーラオスを採用。

ここまででモロバレルカバルドンを採用したサイクル構築や炎オーガポン入りのスタンパに対して負荷をかけられるポケモンが不在だったので相棒枠のオーガポンを今期は岩オーガポンで採用。最後に相手の構築に採用されていると選出が歪みがちなポケモン(キラフロル、ヒードラン、キョジオーン、ジバコイル)に対して汎用性を落とさずに対応できる地面テラス身代わりハバタクカミを採用して構築が完成した。

 

【コンセプト】

・相手との認識のズレを利用した構築

・最強のポケモンを使う

 

【単体解説】

キョジオーン

テラスタイプ:水

性格:腕白

特性:清めの塩

実数値:207(252)-120-170(36+)-*-138(220)-55

持ち物:食べ残し

技構成:塩漬け/呪い/守る/自己再生

<調整>

HB…意地カイリュー地震を残飯回復込み確定2耐え

HD…控えめイーユイの悪の波動を残飯回復込み確定2耐え

 

パルデアにおける絶対不動の最強格。

「塩漬け+呪いHDの両受け性能+高速再生技+テラスタル」での安定した崩しが行えるのはもちろん、環境で常にトップのカイリューやハバタクカミに対して隠密マント身代わりを問わず安定したゲームプランを立てることができる。また、今回は水テラスで採用したことで水ウーラオスやスケショアイヘカイリューに対しても性能を落とさない。

「守る」は拘り持ちの技を見てから動くためや食べ残しの回復量を稼ぐという様子見として非常に強力な技であるが、言い換えれば塩漬けを押した相手に交代の隙を与えてしまう技であるため、基本的に1サイクル目は守るをあえて隠して塩漬けや自己再生を押していた。

キョジオーンは安定行動が必須ともいえるポケモンに見えるが、実は相手視点キョジオーンが自己再生を押すタイミングや、キョジオーンで受けが成立していないので裏に引いてくるのが読める対面で、あえて自己再生や交代をせずに塩漬けを押せるかという、高度な読みが必要なポケモンであり、練度不足では勝てないことを実感した。

キョジオーンを軸にした構築はワンマン構築になりがちであり、相手の選出択や型依存になりがちだが、今回はメタを超えたメタを用意することで十分にキョジオーンで相手を壊滅させることができた。

 

 

カイリュー

テラスタイプ:ノーマル

性格:意地っ張り

特性:マルチスケイル

実数値:197(244)-204(252+)-116(4)-*-121(4)-101(4)

持ち物:厚底ブーツ

技構成:神速/地震/アンコール/羽休め

<調整>

H…数値受けをするので可能な限り高く

A…神速のリーチを伸ばしたいのでガチ特化

 

本構築のMVP。ほぼ全ての試合に選出した。

キョジオーン軸のカイリューはHBベースorHAのゴツメ型がほとんどであるためステロを撒いて対策してくる人が多いが、それらに対してブーツの行動補償とテラス神速による上からの制圧で数多くの試合を拾った。クッションとしても「数値受け+アンコール+高速再生技」を兼ね備えているため幅広い範囲に対応可能であり、現状変えが存在しない。

 

 

テツノドクガ

テラスタイプ:ゴースト

性格:控えめ

特性:クォークチャージ

実数値:155-*-80-211(252+)-131(4)-162(252)

持ち物:拘り眼鏡

技構成:オーバーヒート/ヘドロウェーブ/毒菱/吹き飛ばし

<調整>

C…全てを破壊したいのでガチ特化

S…遅いオーガポンを抜きたいので振り切り

 

破壊枠超えて最狂。

キョジオーンが誘うガチグマをオーバーヒートで破壊してチョッキの場合は裏の圏内に押し込むという対面的な側面と苦手な眼鏡ハバタクカミのムーンフォースの一貫を切ることができるという受けの側面も持つ神。眼鏡にも関わらず「毒菱+吹き飛ばし」を採用しているのは、HPミリの場合に毒菱を展開したり、不快なフワライドバトンに対して猛毒菱→交代から吹き飛ばし連打でイージーウィンすることができるため。キョジオーンと組んでいるからか火力のないHSだと思い込んで無理な突っ張りや交代受けをしてくる人が多く、それら全てを「キョジオーン+カイリュー」と組み合わせることで受けループやサイクル構築を問わず破壊しまくった。テラスタイプは神速を透かせるゴーストだが一度しか切っていない。最狂!

 

 

ウーラオス(連撃)

テラスタイプ:水

性格:陽気

特性:不可視の拳

実数値:175-182(252)-121(4)-*-80-163(252+)

持ち物:拘り鉢巻

技構成:水流連打/アクアジェット/インファイト/蜻蛉返り

<調整>

A…全てを破壊するために振り切り

S…遅いオーガポンや低速サイクルを破壊するために最速

 

数多のブリジュラスを葬った破壊神。

有利対面を使った際のアドバンテージが凄まじく、テラス水流連打はHAカイリューすら後投げが成立しないレベルの火力が出るので交代を駆使して有利対面を作ることを心がけた。鉢巻インファイトは耐久振りブリジュラスを確1で葬れるので「頑丈以外でお願い!持久力じゃないとブリジュラス弱いって!」と祈りながらインファイトを撃っていた。ランドロス+ブリジュラスみたいな並びだとランドロスで水流連打を誘ってブリジュラスの持久力×3を発動を狙われることが多かったのでランドロスインファイトを撃つというヤンキープレイを数多くしていた(交代読みは全て決まった)。鉢巻水ウーラオスは耐久振りやスカーフとは違い行動補償がないのが弱いだが、カイリューやキョジオーンを引き先として用意することで弱点がなくなった。強いけどぶっちゃけ噛み合いポケモン代表だと思う。

 

 

オーガポン(礎の面)

テラスタイプ:岩

性格:意地っ張り

特性:頑丈(面影宿し)

実数値:155-189(252+)-105(4)-*-116-162(252)

持ち物:礎の面

技構成:蔦棍棒/ウッドホーン/はたき落とす/アンコール

<調整>

A…モロバレルやサーフゴーを破壊するためにガチ特化

S…遅いオーガポン意識で振り切り

 

5シーズン必ず構築にいる相棒枠。

岩オーガポンは「蔦棍棒+ウッドホーン+はたき落とす」の技範囲が凄まじく広いため、キョジオーンを警戒して崩し重視の選出をした場合は引先を用意することが難しいので一々交換以上を狙いやすい。サーフゴーで無理やり受けてくる場合もあるが、HBでないなら「蔦棍棒+はたき落とす」を受けられないので容易に対面突破ができる。「モロバレル+ママンボウ」のような並びに対しては交代のタイミングでテラス蔦棍棒を押すことで受けが成立しなくなるためイージーウィンすることができる。「蔦棍棒+アンコール」は相手の積み技や高速再生技を縛って交代を強いることで蔦棍棒の高火力を押し付けることが可能であり、この動きでイージーウィンしたことも少なくない。

 

 

ハバタクカミ

テラスタイプ:地面

性格:臆病

特性:古代活性

実数値:145(116)-*-93(140)-176(164)-156(4)-182(84+)

持ち物:ブーストエナジー

技構成:ムーンフォース/シャドーボール/テラバースト/身代わり

<調整>

HB…A無振りキョジオーンの塩漬けを身代わりが確定耐え

HD…臆病テツノツツミのフリーズドライ+ハイドロポンプを確定耐え

S…最速110族+4(エナジーハバタクカミミラー意識)

C…可能な限り高く

 

構築経緯にも書いたように選出が歪みがちなポケモン(キョジオーンやキラフロル等々)に対してキョジオーン対面は基本的に毒テラス呪いしかいないので、テラスを切らせて身代わりを残しながら裏と対面、その他の地面4倍弱点持ちには初手テラバーストでテロして確実に詰めていく。採用当初は一部構築にしか投げない予定だったが対面性能が高いので対面選出時に投げることも多々あった。

 

【最高23位】再生キョジポン【ポケモンSV】

こんにちは、ジャックです。

今回はレート上げに良い構築を作ることができたので公開します。

【構築経緯】

①前期使っていたHBキョジオーン+HD炎オーガポンのサイクル構築が自分好みなので、今期もこの並びから構築を組み始めた。(以降キョジポンと呼称。)しかし、キョジポンは組み始めではあるものの、赫月ガチグマに圧倒的不利という弱点があり、前期はガチグマに対する解答を見つけられず勝つことができなかった。そこで今期はキョジポンを裏選出に抑えて、新しく基本選出を考えることにした。

②キョジポンは相手の隠密マント持ちや崩しと受けのカイリューを誘いやすい。それらの並びに対して眼鏡ハバタクカミ+ノマテラ神速アンコカイリュー+襷ウーラオスのマジレス性能が高いので採用。型自体は後で決めることにした。

③上記の並びだとカバルドン+トドロクツキ+水オーガポンの並びが重たいので、それらに対して汎用性を落とさずに強い格闘テラス風船サーフゴーを採用。ここまでで構築の6体が完成したので、②で保留にしたポケモンの型を考えることにした。

④まず眼鏡ハバタクカミは、耐久無振りだと一撃で倒されやすいのでHBベースに耐久を振った。次にカイリューは神速のリーチを伸ばしたかったのでA特化は確定として、残りはHにほぼ特化レベルで振った。最後にウーラオスは、不確定要素のないアクアジェットの縛りが欲しかったので水ウーラオスで採用。

⑤最後にキョジポンの並びが弱すぎたので、何かいい変更先がいないかボックスを漁っていると、妖精テラスHDキョジオーンが目に入り、この型ならオーガポンと組み合わせることでガチグマやサーフゴーを完封できると気がついたのでキョジオーンの型を変更。この並びだとスカーフ水ウーラオス+クッションの構築に対して不利である点や、キョジオーンが妖精テラスであるため高火力の鋼技や等倍範囲が広い地面技を誘ってしまうことを考えると、炎オーガポンよりも水オーガポンの方が立ち回りが広がるので、相棒である炎オーガポンを水オーガポンに変更。最後に、HDキョジオーンを使っていた際にパオジアンの聖なる剣すら守る込みで受けきれないないのは流石に弱いと感じたので、キョジオーンをHBベースのDに多めに振った調整に変更。変更後の並びは使用感が良かったので構築を完成とした。

 

 

【コンセプト】

・キョジオーンで相手の受けを誘い、対面選出で破壊する。

・キョジオーン+オーガポンの定数ダメージサイクルで相手を削り切るor詰ませる。

 

 

【単体解説】

キョジオーン

テラスタイプ:フェアリー

性格:慎重

特性:清めの塩

実数値:207(252)-120-187(156+)-*-123(100)-55

持ち物:食べ残し

技構成:塩漬け/自己再生/ボディプレス/鉄壁

〈調整〉

HB…後投げを考えて、意地水ウーラオスのテラス水流連打の乱数が大きく変動する実数値183(132+)よりも少し多めに配分

  意地パオジアンの氷柱落としを確定3耐え

  意地パオジアンの聖なる剣を確定2耐え

  意地カイリューのテラスアイアンヘッド×2を鉄壁を積むことで自己再生が間に合う(怯まなければ対面突破されない)

  テラス後、意地水ウーラオスのテラス水流連打を残飯回復込みで約99%2耐え

HD…ステラハバタクカミ意識で少し多めに配分

  控えめガチグマのテラスブラッドムーンを最高乱数切り耐え

  テラス後、臆病テツノツツミのハイドロポンプを残飯回復込み確定2耐え

 

構築の組み始め1。技構成は、キョジオーン本体である塩漬けと自己再生は確定。残りの技は、脆い物理方面を補う鉄壁、鉄壁とシナジーがある+安易なサイクルや身代わりを咎めるボディプレスを採用した。フェアリーテラスタルは鉢巻逆鱗やスケイルショット、鉢巻噛み砕く、悪の波動などの不意の高火力やわかっていても対処がしずらい要素に対しての対策となるため両受けのキョジオーンはフェアリーテラス以外は考えられないほど強かった。マジレス性能と詰ませ性能が非常に高いポケモンであり、後述する水オーガポンと合わせることでほぼ全ての構築に対してキョジオーンを通すことが可能となる。

 

 

オーガポン

テラスタイプ:水

性格:陽気

特性:貯水(面影宿し)

実数値:187(252)-150(76)-105(4)-*-129(100)-154(76+)

持ち物:竈門の面

技構成:蔦棍棒/宿木の種/光合成/アンコール

〈調整〉

HB…意地カイリュー地震を確定4耐え

  意地ウーラオスインファイトを確定耐え

HD…臆病ハバタクカミのムーンフォースを確定2耐え

  臆病サーフゴーのシャドーボールをステロダメージ込みで確定2耐え

  控えめガチグマの大地の力を確定4耐え

  控えめ眼鏡イーユイの悪の波動を確定耐え

A…可能な限り高く

S…準速100族抜き(準速ビルド身代わりウーラオスや遅いオーガポンの積み技をアンコールできるライン)

 

4シーズン連続で採用している相棒枠であり、構築の組み始め2。今回は構築として重たいスカーフ水ウーラオスへの対策として採用。技構成はメインウェポンの蔦棍棒とキョジオーンメタの身代わり+積み技に強いアンコールは確定。残りの技はサイクル化で相手に負荷をかける宿木の種、サイクル化で削れた体力を即時回復できる光合成を採用した。宿木の種は特に強力な技であり、相手のラス1ポケモンに宿木の種を当てる→キョジオーンで守る+自己再生を連打することで相手を完封することができる。水オーガポンの強みは、テラスタル後のタイプが水単タイプという受けの面で優秀なタイプでありながら、D上昇により火力を上げながら受け性能も高くなるというメリットがある。そのためキョジオーン以外にも後述するカイリューと攻めのサイクルを作ることもできるため、立ち回りに幅を広げることができた。初めて採用したポケモンであったため、貯水は死に特性だと思い込んでいたが、採用経緯にもあるように構築で重たいスカーフ水ウーラオスに対して相手視点圧をかけられるという点が強力であり、実際に水オーガポンを投げていない試合でも、相手のスカーフ水ウーラオスは初手は必ず蜻蛉返りしか押さなかったので、相手のミスプレイを数多く拾うことができた。

 

 

ハバタクカミ

テラスタイプ:電気

性格:臆病

特性:古代活性

実数値:149(148)-*-91(124)-174(148)-157(12)-181(76+)

持ち物:拘り眼鏡

技構成:ムーンフォース/シャドーボール/10万ボルト/ハイパーボイス

〈調整〉

HB…陽気オーガポンの蔦棍棒を最高乱数切り耐え

  意地パオジアンの噛み砕くを確定耐え

  意地水ウーラオスの鉢巻水テラスアクアジェットをステロダメ込みで確定耐え

  無振りキョジオーンのヘビーボンバーを確定耐え

HD…臆病ハバタクカミのシャドーボールをステロダメ込みで確定耐え

  臆病ハバタクカミの眼鏡妖精テラスムーンフォースを14/16耐え

  臆病テツノツツミのフリーズドライ+ハイドロポンプを確定耐え

S…最速110族+3(遅い鉢巻パオジアン意識)

C…余り

 

眼鏡ハバタクカミ。初手に置くことが多いので最低限耐久を振った。技構成はメインウェポンのムーンフォースシャドーボールは確定。残りの技は電気テラス込みでドヒドイデを葬る10万ボルト、炎オーガポンへの打点となるパワージェムを採用した。電気テラスタルは電磁波カイリューやサーフゴーを安全に詰めることができたり、竜舞アイヘカイリューに一度行動補償ができたりと生きる場面が多かった。眼鏡ハバタクカミは受けの等倍テラス程度なら余裕で貫けるほどの火力があるため、今回の構築では崩し枠として採用した。眼鏡ハバタクカミは不意の半減テラスタルに切り返されやすいポケモンだが、言い換えればラスタルを強制させる力が強いということなので、裏のポケモンでフェアリーを半減できる炎、毒、鋼テラスタルを見ることで、半減テラスで倒されるデメリットを完全に打ち消した。

 

 

ウーラオス(連撃)

テラスタイプ:水

性格:意地っ張り

特性:不可視の拳

実数値:175-200(252+)-121(4)-*-80-149(252)

持ち物:気合いの襷

技構成:水流連打/アクアジェット/ドレインパンチ/アイススピナー

〈調整〉
AS…対面性能を考えて振り切り

 

技構成以外は普通の襷水ウーラオス。対面の要素を考えると襷枠には対応範囲が広いポケモンを採用したかったので、今回は水ウーラオスを採用した。技構成はメインウェポンの水流連打とアクアジェットは確定。残りの技は襷を復活させられる+撃ち合いに強くなるドレインパンチカイリューを葬るアイススピナーを採用した。ドレインパンチが非常に強力であり、初手眼鏡ハバタクカミで鋼テラスタルを切らせたカイリューに対して、相手は襷ケアで神速(ごく稀にアクアジェット)を打ってくるが、ドレインパンチなら神速後にドレインパンチカイリューを倒しつつ襷を復活させる方ができる。その他にも悪ウーラオスやパオジアンとの撃ち合いに強くなる、ステロを踏んだ後に襷を復活させることで相手視点見えない勝つ筋を作ることができるなど生きる場面が多かった。氷技が冷凍パンチではなくアイススピナーの理由は、環境に存在するHBカイリューに対して水流連打+冷凍パンチは乱数で耐えられることがあるが、アイススピナーだと確実に倒すことができるため。

 

 

カイリュー

テラスタイプ:ノーマル

性格:意地っ張り

特性:マルチスケイル

実数値:197(244)-204(252+)-116(4)-*-121(4)-101(4)

持ち物:ゴツゴツメット

技構成:神速/地震/アンコール/羽休め

〈調整〉

H…有象無象への受けを考えて可能な限り高く

A…神速のリーチを伸ばすために特化

 

最強のポケモン。神速によるスイープとアンコールによるギミックの詰ませを行う。技構成はカイリュー本体である神速と羽休めは確定。残りの技はコンセプトであるアンコール、鋼タイプへの打点となる地震を採用した。前述したハバタクカミで切らせた炎や毒テラスタルに対して地震が通る上に、シンプルにテラス神速で対面突破ができるなど、対面性能が非常に高い。また、ゴツゴツメットを持たせることで相手の接触技を起点に削りができるため、受けとしての汎用性も高い。アンコールはガチグマの瞑想やカイリューの龍舞を固定させるなど動きに幅ができるので、負け筋を潰すのに役立った。一番多い勝ちへの動きがハバタクカミやウーラオスからカイリュー引き→ゴツメダメ+テラス神速で対面突破→マルスケを盾に裏から出てきた相手のカイリューが竜舞→アンコールで縛って勝つというルートであり、この動きによって最高順位を達成できたといっても過言ではない。ノマテラ神速アンコカイリューを使ったのは初めてだったが、1年間使ってこなかったのが不思議でならないほど強かった。

 

 

サーフゴー

テラスタイプ:格闘

性格:控えめ

特性:黄金の体

実数値:193(244)-*-145(236)-169(4+)-112(4)-107(20)

持ち物:風船

技構成:テラバースト/祟り目/悪巧み/電磁波

〈調整〉

HB…意地パオジアンの噛み砕くを確定耐え

  陽気水オーガポンの蔦棍棒を確定2耐え

HD…臆病ハバタクカミのシャドーボールを確定耐え

  テラス後、控えめイーユイの眼鏡悪の波動+陽気水オーガポンの蔦棍棒を14/16耐え

C…撃ち合いを考えて可能な限り高く

S…耐久振りサーフゴー意識

 

カバルドン入り積み構築やグライオン、受けループに対する処理ルートが思いつかなかったので採用した補完枠。風船サーフゴーを使う上で出し負けた時のデメリットを考えると悪巧み+2ウェポン+身代わりは汎用性がなく立ち回りにくいので、HB振り+電磁波と悪巧みを両採用することで汎用性を落とさずに場面ごとに幅広い立ち回りができるようにした。カバルドン入り積み構築やグライオンには電磁波により交代による優位を取らせず、受けループには悪巧み+格闘テラバーストによってハピナスを破壊できる。汎用性が高いといっても癖があるポケモンではあるため投げる構築は少ない。しかし投げた構築には大体活躍してくれるので、補完枠として十分な仕事をこなしていた。地面タイプに電磁波を連打する覚悟がある人だけが使えるポケモン

 

 

要点

最強の基本選出

再現性がある行動を取り続けられることにより、自分の中での勝つ理屈を用意できるため試合が安定しやすい。

 

低使用率の対策

使用率が低いポケモンは、経験不足や知識不足故にケアレスミスから負けやすい。それらに対して「塩漬け」「宿木の種」「アンコール」「高速再生技」を用意することで立ち回りでカバーできるようにする。

 

苦手な構築を用意しない

構築で重たい受けループやカバルドン積み構築、眼鏡イーユイサイクルを割り切るのではなく、明確な対策を用意することで構築全体のパワーを落とさずに勝つことが可能になる。

 

 

選出

基本選出

高火力技、ゴツメダメ、アンコール、襷による切り返しによって相手にテンポを取らせずに詰め切る。

 

低使用率、ママンバレル、パオジアン入りBIG6系統+@1

鉄壁HDキョジオーンを水オーガポンでサポートしつつ、定数ダメージと要塞化で相手を詰ませる。低使用率ポケモンは局所的な強さはあるものの汎用的な強さはないため、キョジオーンかオーガポンで完封できる。

 

カバルドン積み構築or受けループorグライオン+@2

悪巧み+格闘テラバーストor電磁波+祟り目で対面突破をしつつ後続のサポートを行う。鉢巻パオジアンサイクルにはパオジアンに格闘テラバーストを当てないと勝てないため不利。

 

 

重いポケモン

水オーガポン

基本選出と裏選出の両方が厳しい。具体的には基本選出だとハバタクカミ、水ウーラオスが不利であり、裏選出の場合、こちらの水オーガポンが相手の水オーガポンに打点がないため剣舞身代わりをされるとゲームが終わる。例外としてカバルドンと組まれている水オーガポンは悪巧みや電磁波を絡めることで突破が可能。

 

絶対零度パオジアン

パオジアンは霊テラスや電気テラスが多いためウーラオスは投げずキョジポン選出で対応するのだが、襷込みで2回絶対零度の試行回数を稼がれてしまうため不利。

 

【S11 最高65位】勝つために【ポケモンSV】

こんにちは、ジャックといいます。

今回は中盤ランクマで良い結果を残せたので、自分の思考を言語化するために記事を書くことにしました。

参考になれば幸いです。

 

【構築画像】

レンタルをS12終了まで公開します。

 

【コンセプト】

・構築の6匹全てに役割を持たせる

・構築ごとに明確な対策を作る

 

【構築経緯】

シーズン初日は前期使用していた、撒菱を撒いて霊テラスハバタクカミで3タテする「ヒスイダイケンキ+霊テラスエナジーハバタクカミ+HS炎オーガポン」の並びを使用していたが、前期ほど刺さりが良くないため0から構築を組み始めた。

構築を考える過程で前期中盤まで使っていた対面駒2体+襷イダイトウの対面構築が再現性があり強そうだったので対面駒としてHS炎オーガポンと対面性能が高く数値受けのクッションにもなるHBCチョッキガチグマを採用して構築を組み始めた。

「炎オーガポン+ガチグマ+イダイトウ」を試運転していると、

①HSの弊害によるオーガポンの火力不足+器用貧乏感

ガチグマの真空波の影響で高速移動お墓参りが成立しない

③受けループを崩せない

という弱点が発覚した。そこで、

①は炎オーガポンをHAB調整に変更。 

②は環境ポケモンのほぼ全てに通せる襷悪ウーラオスに変更

③は構築に受けループメタである残飯瞑想ハバタクカミを採用

することで問題点を解決。現状の並びからキツイポケモンを考えることにした。

この並びでランクマに潜っているとサイクル構築にサイクル化で高火力技を押し付けられて負ける展開が多く、対面で削ったとしても最終的にサイクル負けする展開が目立った。この問題に対して、鋼テラステツノツツミならフリーズドライ+鋼テラバーストの技範囲によって相手のサイクルを簡単に破壊できると思いついたので採用。

最後にヘイラッシャやブラッキーなどの欠伸持ち高耐久ポケモンを楽に崩したい+相手の高火力持ちの素早さを抑えたいと考えたので電磁波+身代わりカイリューを採用。構築が完成した。

 

【単体解説】

オーガポン(竈門の面)

テラスタイプ:炎

性格:意地っ張り

特性:型破り(面影宿し)

実数値:183(220)-168(100+)-125(164)-*-117(4)-133(20)

持ち物:竈門の面

技構成:蔦棍棒/ウッドホーン/岩石封じ/電光石火

〈調整〉

HB…意地パオジアンの命の玉テラス噛み砕くを87.5%耐え

  意地カイリューのテラス神速を確定2耐え

  意地水ウーラオスの鉢巻水流連打を98%耐え

HD…臆病ハバタクカミの眼鏡パワージェムを確定耐え

  臆病ガチグマのブラッドムーン+真空波を確定耐え

S…準速80族抜き

A…A↑1テラス蔦棍棒でテラス後のH252カイリューを確定

 B4テツノツツミをウッドホーンで87.5%

 

炎オーガポンを高火力技や積み技で見てくる人が多かったので、それらのメタを逆にメタることで勝てるようにした調整。

技構成はメインウェポンの蔦棍棒ウッドホーンは確定。残りの技は耐久振りを生かせる岩石封じ、スイープができる電光石火を採用。

耐久振り+岩石封じはスカーフ読みor交代読み岩石封じを安定行動に繋げやすく、対面でも竜舞カイリューのSを下げて起点にされないようにするなど生きる場面が数多くあった。

ミラーにおいてもテラスを切って岩石封じ+電光石火で対面は負けないので、炎オーガポンの結論ともいってもいいほどの良い調整ができたと思っている。

 

 

ウーラオス(一撃)

テラスタイプ:悪

性格:意地っ張り

特性:不可視の拳

実数値:175-200(252+)-121(4)-*-80-149(252)

持ち物:気合いの襷

技構成:暗黒強打/不意打ち/インファイト/剣の舞

〈調整〉

AS…対面性能を考えて振り切り

 

対面性能が高いのでどのような構築にも不自由なく選出できる+剣の舞を積むことで崩し枠にもなることができる。特に剣の舞は羽休めで受けてくるカイリューをゴリ押せたり、スケイルショットでBが下がったカイリューを不意打ちで仕留め切れたりと想像以上に強かった。

テラスタイプは技の火力を底上げする悪で採用。毒やゴーストも強いとは思うが、崩しとしても使うなら悪一択だと考えている。

相手視点見えない勝ち筋を作れるポケモンであり、壁構築やクエスパトラ、竜舞神速カイリューを全て破壊した。

ウーラオスポケモンSVの対戦において最強格である2番手のエナジーハバタクカミに対面有利に立ち回れるので、切り返しの襷枠としてもっと採用されて良いと思っている。

水ウーラオスでない理由は、

①積みポケモンのテラスタルの大半が水テラスである

カイリューにタイプ一致打点が通る

③オーガポンのウッドホーンが等倍

であるため。

 

 

ガチグマ(赫月)

テラスタイプ:フェアリー

性格:控えめ

特性:心眼

実数値:205(132)-*-158(140)-193(164+)-88(20)-79(52)

持ち物:突撃チョッキ

技構成:ブラッドムーン/ムーンフォース/大地の力/真空波

〈調整〉

HB…意地ウーラオスインファイトを確定耐え

  ステロダメ+意地炎オーガポンのA↑1テラス蔦棍棒を確定耐え

 

HD…臆病テツノツツミのハイドロポンプを確定耐え

  臆病イーユイの悪の波動を確定2耐え

S…ミラー意識

C…可能な限り高く

 

対面構築の課題であったクッション要素を火力を削らずに体現したポケモン。テラスタイプはムーンフォースの火力を上げつつ受けの範囲を広げられるフェアリーで採用した。

技構成はタイプ一致打点であるブラッドムーンと大地の力は確定。残りの技はカイリューやトドロクツキへの打点になるムーンフォース、スイープができる真空波を採用。

フェアリーテラス+ムーンフォースは、相手のカイリューにテラスタルを強要させる+スケイルショットや流星群を透かす、パオジアンや悪ウーラオスの不意打ちを半減で受けるなど生きる場面が多かった。

 

 

ハバタクカミ

テラスタイプ:草

性格:臆病

特性:古代活性

実数値:155(196)-*-107(252)-155-155-179(60+)

持ち物:食べ残し

技構成:ムーンフォース/サイコショック/身代わり/瞑想

〈調整〉

HB…可能な限り高く

S…最速110族抜き

 

受けループとキョジオーン、チオンジェンに降参するしかなかったので採用したポケモン。テラスタイは水か草の選択だったが、チオンジェンやグライオンに強くするために草で採用した。

技構成はメインウェポンのムーンフォース、コンセプトの瞑想と身代わりは確定。最後の技はラッキーやハピナスを崩すサイコショックを採用。

受けループは身代わり+瞑想に後投げしてくるラッキーorハピナスサイコショック→悪テラスのタイミングでムーンフォースを打つとこでほぼ全て勝つことができた。

チオンジェンは問題ないが、キョジオーン関しては選出運が絡むので勝率は5割ほど。

 

 

カイリュー

テラスタイプ:フェアリー

性格:図太い

特性:マルチスケイル

実数値:193(212)-*-151(180+)-122(12)-127(52)-107(52)

持ち物:ゴツゴツメット

技構成:エアスラッシュ/電磁波/羽休め/身代わり

〈調整〉

HB…テラス後、意地パオジアンの氷柱落とし<羽休めの回復量

HD…テラス後、臆病ハバタクカミのムーンフォース≦羽休めの回復量

S…無振り86族抜き

C…端数

 

毒菱+積み構築やヘイラッシャなどの高耐久ポケモン入りに投げてイージーウィンを数多く拾ったポケモン。テラスタイプは受けの範囲を広げられるフェアリーで採用した。

耐久ラインを環境ポケモンに合わせているので羽休めが安定行動になるのが強み。

電磁波で相手を機能停止にする以外にも、読まれない身代わりが状態異常ケア(電磁波カイリューミラー、ゴツメロトム)や定数ダメージ対策(塩漬け、炎の渦)、高火力持ちに安全に電磁波を入れられるなど強力だった。その他にも身代わりは羽休めのPP温存にも使えるのでオススメ。

 

 

テツノツツミ

テラスタイプ:鋼

性格:臆病

特性:クォークチャージ

実数値:131-*-135(4)-176(252)-80-206(252+)

持ち物:ブーストエナジー

技構成:ハイドロポンプ/フリーズドライ/テラバースト/身代わり

〈調整〉

CS…対面性能を考えて振り切り

 

サイクル構築に対する自分なりの答えとして採用したポケモン。テラスタイプはハバタクカミを葬る鋼かゴーストの選択だったが、オーガポンのウッドホーンを半減で受けられる鋼で採用した。

技構成はメインウェポンのハイドロポンプフリーズドライは確定。残りの技はハバタクカミを葬るテラバースト、テラスの様子見に使える身代わりを採用した。

環境のサイクル構築のほとんどがスカーフ水ウーラオス+眼鏡ハバタクカミ+@1だったので、オーガポンやガチグマで最低限削りを入れることでテツノツツミの一貫を作りイージーウィンを拾った。

積みポケモンがアンコール警戒で引いてくれたり、ウーラオスに先制技を撃たれないなどアンコールなしでも特に困る場面はなかった。が、サイクル構築が減っている環境だと霊テラスアンコールなら勝ちという場面も多かったので環境次第である。

テツノツツミは強いがハイドロポンプは当たらない。けど波乗りがあってもハイドロポンプを撃つと思うので難しい。

 

【要点】

環境の構築を複数体で見る

)+(

前3体が対面+崩しとして強く、後ろ3体が前3体の苦手な要素をカバーする補完枠となっている。そのため選出画面で不利なポケモンがいても柔軟に選出することができる。

 

再現性のある行動を徹底する

基本選出が前2体で数的有利を取ってウーラオスで〆るとなっているため再現性のある行動を取りやすい。また、オーガポンとガチグマは想定される場面ごとに耐久調整をしているため相手視点では見えない勝ち筋を作ることができる。

 

【選出スタイル】

・基本選出

先発+後発+

全試合の9割がこの選出。オーガポンとガチグマで最低限サイクルを回すこともあるが、基本的にはテラスを切って対面処理orウーラオスの圏内に押し込む立ち回りをする。

 

・ウーラオス+ハバタクカミ+ランドロス

先発後発+

オーガポンとガチグマでテラスタルを温存しながらテツノツツミの一貫を作る。選出のパワーを落としていないのでサイクル読みを外しても十分に戦える。

 

受けループ、キョジオーン、チオンジェン

先発後発+

受けループには先発から身代わり+瞑想で全抜きを狙う。基本的に初手対面はハバタクカミvsドヒドイデとなり身代わり+瞑想を見ると相手はラッキーorハピナスに引いてくるので瞑想連打→サイコショック→悪テラスのタイミングでムーンフォースでほぼ勝てる。ドヒドイデがテラスタルを切って黒い霧を押してきた場合のみ悪ウーラオスでテラスを切って全抜きを狙う。

キョジオーン、チオンジェンにはウーラオスで荒らしてしてカイリューorハバタクカミで詰ませる。

 

ママンボウorハッサム+パオジアン+ヘイラッシャ

先発後発+or

カイリューで電磁波を入れて裏のポケモンで崩す。対ママンボウカイリューが身代わりから入ることで相手のサイクルが崩壊するのでママンボウ入りには負けなかった。テラスタルは基本的にカイリューに切り、ハッサムなどの鋼相手にはオーガポン引きが安定するので妖精テラスを強く使える。

 

アローラキュウコン+積みエース

先発後発+

オーガポンで先発要員を倒してキュウコンに圧をかける。テツノツツミが鋼テラスなのでテラバーストでキュウコンを倒して身代わり連打で壁を枯らす→悪ウーラオスで〆るでも良い。

 

【重いポケモン

エンペルト

数は少ないが明確にキツいポケモン。格闘、地面技がカイリューに通らないため対策が難しい。わかりやすく伝えるならステロ欠伸をしてくるカイリューサフゴ。

 

・キョジオーン

対策をしているといってもハバタクカミの単体性能が低い+キョジオーンを出されないとハバタクカミが足手纏いになるので運が絡む。

 

・瞑想+ドレインキッスハバタクカミ

勝てるビジョンが見えなかった。基本的な耐久に厚いのでオーガポンのA↑1電光石火でも倒せない。

 

・ノーマルテラスガチグマ

初手にウーラオスを合わせられると楽に勝てる。が、初手オーガポンと対面ができてしまうと終わる。

 

【強かったと思うポケモン

自分が使わなかったポケモン

・ディンルー

一番の強みがガチグマやウーラオスの前でステルスロック+@1の行動が許されている点だと思っている。ディンルーを使うとガチグマを使えない(タイプが被る)ので使えなかった。

 

・水オーガポン

ガチグマ+炎オーガポンを使っていく上で一番キツかったポケモン。D↑1でガチグマを受けられる+テラスを切った炎オーガポンを切り返される。ただオーガポンはテラスを切らなければ良い+カイリューでメタれるので対応次第といった感じだった。今回は対面構築を意識しているので使わなかったが、受け崩しやサイクル構築なら炎オーガポンよりも優先して採用するべきだと思う。

 

・サケブシッポ

どうにもできん。知らん。けど使える自信もない。(´・ω・)

 

エナジーハバタクカミ

ランクマをしていて体感9割はエナジーハバタクカミだった思う。テラスタルという不確定要素が多い対戦環境において後発で投げるポケモンとしての安定感がずば抜けて高い。そのうえ、元のタイプが優秀なためテラス誘発性能もある。ハバタク神。

 

自分が使ったポケモン

・悪ウーラオス

詳しくは単体解説へ。

 

【最後に】

今季は終盤に順位が下がって萎えてしまいランクマのモチベがなくなってしまったのでS12では最後までやり遂げたいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。不明な点はコメントまでお願いします。